1分で分かる!認定カウンセラーとは?資格の特色、難易度、受験資格

まえがき

認定カウンセラーの資格

この記事では認定カウンセラーの資格の特色受験資格をわかりやすく丁寧に解説します!

この資格はカウンセリングに関する偏りのない広い知識を習得するのに役立ちます。

 

【合わせて読みたい】⇒心理カウンセラーになる資格にはどんなものがあるの?代表的な5つの資格を解説!

 

認定カウンセラーとは?

日本カウンセリング学会によって認定される心理カウンセラーの民間資格です。

正式名称は日本カウンセリング学会認定カウンセラー

この学会に所属している者で、一定のスキル・知識を身に付けている会員に認定カウンセラーの資格を授与します。

日本カウンセリング学会とは?

日本カウンセリング学会は総合的なカウンセリング研究を行う団体で、1967年に発足された組織です。カウンセリングを通じて我が国の教育、健康、福祉の向上を目指すとともに、カウンセリングの研究を行う組織です。この学会の研究内容はカウンセリング全般に及んでおり、研究発表などを通じて会員同士の交流が盛んな点が特色です。

資格の特色

認定カウンセラーは臨床心理士や公認心理師のように、高い専門性を証明する資格ではありませんが、幅広いカウンセリングの知識と臨床心理学の知識を学ぶことができます。

この資格の取得を通じて、個人に対するカウンセリングの技能だけではなく、「集団・組織の成長」、「心理的な問題発生の予防」という観点からもカウンセリングを学ぶことができます。

またカウンセリング学会はその歴史も長く、認定カウンセラーの資格取得は、心理カウンセラーとしての信用度を高めるという特色があります。

難易度

認定カウンセラーの資格取得の難易度は、大学院の卒業が必須な臨床心理士や公認心理師ほどは高くありませんが、養成講座を修了すれば誰でも受験できる産業カウンセラーと比べるとだいぶハードルが高いと言えます。

メリット

心理カウンセラーとして信頼度の高い資格を取得できるだけではなく、学会での研究発表を通じて、カウンセリングの知識・技能を高める機会が得られます。また交流も盛んなので人脈もできやすい点がこの資格のメリットと言えるでしょう。

受験資格

認定カウンセラーの受験資格を得るには大前提として日本カウンセリング学会に入会していることが求められます。その上で、一定の条件を満たすと受験資格が得られます。まずは、学会に入会する方法から見ていきましょう。

学会の会員になるには?

下記の6項目のうち、いづれか1項目を満たせば、日本カウンセリング学会への入会資格を得られます。

  1. 4年生大学の卒業者でカウンセリングの学習、研究、実践を行っている。
  2. 短期大学、高等専門学校の卒業者で3年以上カウンセリングの学習、研究、実践を行っている。
  3. 高校を卒業した者で、6年以上カウンセリングの学習、研究、実践を行っている。
  4. 22歳以上の者で、日本心理学諸学会連合が認定する心理学検定2級に合格している。
  5. その他、常任理事会が入会相当の資格があると認めた者。

尚、同学会への入会に際しては、正会員2名の推薦と、推薦者の電話番号が必要です。身近に同学会の正会員がいない場合は学会に相談しましょう。

高卒の場合は入会までに6年間かかることが分かりますね。

資格申請の方法は2つ

認定カウンセラーの資格申請の方法は試験方式推薦方式の2種類です。いづれも同学会の会員でないと資格申請を行えません。受験資格は資格申請の方式によって異なります。

試験方式

試験による資格認定は年に1回行われます。受験資格は3種類あり、1つ目の「一般受験者」であれば学歴不問です。残りの2つの受験資格では心理学の大学院に在学しているか、大学院を卒業していることが求められます。

試験方式の受験資格その1、一般受験者

同学会に2年以上在籍していて、かつ、同学会が主催する「カウンセラー養成カリキュラム」で210時間以上、14単位を学習していること。但し、カウンセラー養成カリキュラムには大学で履修した単位やその他機関での研修時間を振り替えすることも可能です。

補足&ポイント

「養成カリキュラム」の特色は実習や実技演習が充実している点です!

試験方式での受験資格その2、一般の心理学の大学院

心理学関係の大学院在籍者または卒業者で、日本カウンセリング学会の認定する大学院以外の者で、同学会に1年間以上所属していること。また、同学会研修基準で240時間、14単位を学習していること。尚、この研修には大学・大学院で履修した単位やその他機関での研修時間を振り替えすることも可能です。

試験方式での受験資格その3、認定大学院

日本カウンセリング学会の「認定カウンセラー資格認定校」の指定を受けた大学院の在籍者または卒業者で、同学会に1年以上在籍していること。

試験内容

上記のその1、その2の条件を満たす場合、筆記試験技能試験(口述試験)による認定試験を受験することができます。その3を満たす場合は、書類審査と面接のみです。

試験には、カウンセリング心理学、カウンセリング・アセスメント、カウンセリング演習などが出題されます。

推薦方式

推薦方式はカウンセリングの研究・教育に従事し、十分な実務経験を有する人を対象とした認定方式です。認定スーパーバイザーの推薦を受け、書類審査と面接によって資格認定が行われます。推薦方式の資格認定は2年に1度実施されます。

推薦方式の受験資格は以下の3パターンです。

  1. 大学又は短大の専任教員で、同学会の会員であり、5年以上のカウンセリングの授業経験に加え、カウンセリング実践の業績が顕著であり、人格・見識がともに優れていること。
  2. 大学、短大以外の機関でカウンセラー養成やカウンセリング実践に携わっている者で、同学会の会員であり、5年以上の教育経験、カウンセリング実践経験があり、それらの業績が顕著であること。また、人格や見識が優れていること。
  3. 相談機関のカウンセラーで、同学会の会員であり、当該相談機関に週4日以上、5年間以上勤務しており、人格や見識が優れていること。

まとめ

認定カウンセラーの資格を取得すればすぐに心理カウンセラーとして就職できるというものではありませんが、この資格は心理カウンセラーの資格としては有力なものの一つです。

この資格の取得を通じて学ぶことのできるカウンセリングの知識・技能は、カウンセラーとして活躍する上で、おおいに役立つでしょう。また、学会に所属することで研鑽の機会を得ることができる点も大きな魅力ですね。

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