気になる臨床心理士の年収はいくら?意外に不安定な心理職の実態

常勤の臨床心理士の年収

臨床心理士の年収

結論から申し上げますと、臨床心理士の年収は、その専門性の割りには低く、平均で300万円~500万円と言われています。これはあくまで目安で、職場によっても大きく給与額は変わってきますが、大学院を卒業して、精神科の病院の常勤職員として勤務した場合、月収25万円程度です。

しかも、この年収額は「常勤」の場合です。

調査によれば常勤、つまり病院などで正社員として働く臨床心理士の割合は6割弱と厳しく、3割以上が非常勤として勤務しています。

もちろん年収1,000万円を超える臨床心理士も存在はしていますが、これは極めて稀なケースです。

その上、臨床心理士は自己投資の費用が特に多くかかる職種です。

大学院で得た心理学の専門知識や技能はあくまで、必要最低限のものにすぎず、プロの心理職として就職してから数年間は毎週のように研修会に参加したり、他のカウンセラーの指導を受けたり、専門書を購入したりと、スキルアップための費用がかさみます。

また年に数回ではありますが、学会に出席する費用もばかりになりません。

こうした自己研鑽の費用は自己負担の場合がほとんどです。

このように臨床心理士などの心理職の経済事情は意外に厳しいものなのです。

非常勤の臨床心理士の年収

非常勤の臨床心理士の年収はさらに厳しいものになります。この職種の就職事情はあまりかんばしくなく、非常勤として複数の病院や学校をかけもちしている臨床心理士も多いのです。

かけだしの場合、非常勤の臨床心理士の時給は1,000円程度です。スクールカウンセラーの場合は時給5,000円~6,000円程度が相場です。

スクールカウンセラーの時給はとても高いように思えますが、1校あたり週に8時間程度の勤務が平均的で、月収にすると17万円~18万円程度です。

このように、非常勤の臨床心理士が生計を立てるのは、独り身でも厳しいものがあり、その年収は200万円前後の場合が多いようです。

まとめ

臨床心理士の年収は新卒の常勤で300万円程度、かけだしで非常勤の場合は200万円前後が目安です。そのため、心理カウンセラーとして安定した収入を得るには公務員の心理職になるのがベストな選択です。

けっして経済的に「儲かる」職種ではありませんが、その反面、やりがいは抜群です。

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